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少し時間が経ちましたが……サカナクションが舞台音楽を手掛けた『マシーン日記』を観劇しました!

みなさん、こんにちは! 編集スタッフの中屋です。

今回は1カ月以上も経ちましたが、その感動が今も消えない、先日観劇した『マシーン日記』についてお話します!

関ジャニ∞の横山裕さん主演の、町工場を舞台に暴走する欲望と狂った愛情で歪んでしまった男女4人の日常を描いた愛憎劇で、1996年の初演以降、様々なキャストによって何度も形を変えて上演されてきた作品です。

今回、サカナクションがはじめて舞台音楽を手掛けたことでも話題になりました!

実はこれまであまり劇伴に注目して舞台を観たことはなかったのですが、サカナクションが音楽を担当したと発表されたときからお芝居と同じくらい、ずっと楽しみにしていました!

そしてやっと体感できたサカナクションが手掛けた劇伴は、本当に”圧巻”の一言でした。

演出に寄り添いながらもサカナクションらしさは残したままの心地よい違和感のあるタイトでスタイリッシュなサウンドが、無機質な街工場と人間味溢れる従業員たちのアンバランスさを際立たせていて、

人間関係が崩壊していくにつれて増えていくノイズと大きくなるボリューム、そしてラストスパートに追い打ちをかけるような爆音だけども美しい、その音楽が放つ圧倒的な存在感があまりにもカッコよくて、刺激的で。

放心状態になってしまい、終演後はしばらく動くことができなかったほどの凄まじいパワーで、

演技もさることながら、音楽の持つエネルギッシュさをあらためて感じ、また新たな音楽の楽しみ方を発見できた作品でした!

またいつか、再演される日を楽しみに待っていようと思います!

それでは、次回もお楽しみに!